子供教育

子供をやる気にさせる2つの視点(上)


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こんにちは、げんげんです。

これまで音楽をやることによって、子供への教育として得られるものという観点でお話してきました。
しかし、子供にその良さを伝えたところでやるわけではありません。
その良さの理解も難しいかもしれません。

どうすれば子供いい感じでやらせてあげられるのか、ということをお話していきます。
(先日、会社のちょうど幼稚園ぐらいのお子さんがいるママさんと、習い事の話をしていたときに思いつきました。)

クラシック音楽だとよりありがちですが、根本的に「子供にやらせる」という発想自体、子供を人間扱いしていないように思います。そこらへんもお話できればと思います。

「興味」と「スキル(経験)」の兼ね合い 

結論から言ってしまうと、「興味」と「スキル(経験)」をどちらも持たせる・つけさせることが大事になってきます。

それぞれの意味は後ほど説明しますが、うまく興味を持たせスキル的な面白さを感じられるように続けさせるということになります。

この興味とスキルからくる面白さのバランスをうまくとることで、うまく続けることができ今までお話してきた良さを享受することができるようになると思います。

子供の興味について

まずは「興味」についてからお話していきます。

ここでいう「興味」は割とそのままの意味で、最初に感じるなんか面白そうという気持ちです。
音楽に興味を持つタイミングでいうと、クラシックのコンサートに連れて行ったとき、近所に音楽をやっている人がいる、最近だとyoutubeで面白い音楽家がいる、などになります。

このようになんとなく些細なところで子供が面白そうと興味を最初に持つところが一つ大事なポイントになります。

また子供はインスタント興味、すぐに興味を持つけどその分すぐに飽きて他のことに興味を持ち始めます。
周りに起こることは大人にとっては当たり前だとしても、まだまだ子供にとっては新しいことばかりで、たくさんの疑問からくる興味が子供にはたくさん湧いてきます。

興味の持続力

先ほど書いたように、子供の興味すぐに湧いてすぐに他に行ってしまいます。

グラフで書いてみると下記のようになります。
※この後も下のグラフは使うので、一応つくりました。

このように持続力があまりないのが特徴です。
最初に感じた興味がどの程度続くかは、きっかけやその環境によっても大きく変わると思います。
例えば、きっかけが大切な亡き親族の形見などであれば人一倍思いいれは強く、興味も長く続くでしょう。

ただ、やはり子供は興味を持ったとしても持続力は短いでしょう。

興味は自走する原動力

子供自らが持つ興味はその物事を自らやっていく大切な原動力になります。

自走できる子供は、言われなくても自ら練習し、自らどうすれば上手くなるか工夫できます。
確かに、その度合いは所謂才能や生まれに左右される部分もあります。
しかし、それ以外にもその子供自身が興味を持って取り組めているか、熱中できているかもかなり大きな要素となりえます。

才能と興味は相互作用的であり、興味があったから所謂「才能が開花する」という状態にもなります。

興味は生モノ

今回は「興味」を中心にお話してきました。
これはかなり広い概念なので、まだまだ議論の余地はありますね。

Q:何か始めるタイミングっていつがいいですか?→A:興味を持った時です。
とよく言われる気がしますが、自分が興味を持っているかに敏感になることが大事かもしれません。特に子供だとそんな自分が興味を持っているかどうかまで、客観的に判断するのは難しいかもしれません。

また子供が興味を持った時に、それしかできないように隔離すれば他に興味がわかなくなって集中できるのではないかと思いました。
が、「興味」という概念すら消し去って人間ではなくなりそうな気がするのでやめておきましょうか。

次回はスキルについてお話していきます。

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ABOUT ME
げんげん
音楽(主にクラシック)に関連させて趣味~仕事関連まで大人の生活に関わることを発信しています。 4歳からピアノを、10歳からヴァイオリンをはじめました。 大学時代はオーケストラに所属していました。 現在はサラリーマンをしながら、主にアマチュアオーケストラでヴァイオリンを続けています。 趣味はバスケットボール。中小企業診断士の取得に向け勉強中。