大人の趣味

大人の趣味としての音楽~メリット編③~長く続けられる要素

こんにちは、げんげんです。
今まで以下の①②をお話してきましたが、今回は最後③を話していきます。

  1. 人と関わる媒体としての要素
  2. やりこめる要素
  3. 長く続けられる要素

最初に3つありますと言ってしまったばかりに、全部説明しなければならなくなるという枷を負ってしまいました。
今回で最後なのでサクッと話していきます。

長く続けられるは大人の趣味のメインどころ

だいぶ最初に書いた記事の通り、大人の趣味は中長期的であるべきだという持論を展開してきました。
結局メリットの①②もそれに近いものではありましたが、③として直接的に長く続けられる要因となる所をご紹介していきます。
そのため今まで話してきた内容よりは、カジュアルめな内容になっています。

長く続ける良さ3つ

長く続ける良さは3つあります。

①人との出会いが楽
ある一定の趣味をやっていれば、それ繋がりで自然とつながりも増えます。そんなにいらなければ自身で調整して減らせばよいです。楽なのは出会いに行かなくて済む点です。いちいち共通点を探してマッチングしなくてもいいですもんね。

②スイッチングコストがかからない
「大人の趣味」の観点で言うと、スイッチングコストは「趣味を変える際の手間や時間」という意味になります。
お金の面もありますが、特に社会人は仕事や生活での色々対応に追われており、たくさんの検討や決断を行っている社会人は疲れています。そんな中ころころと趣味を変えるのはかなり心理的ハードルが高く、またそんな気力もないでしょう。
そんな方は、無趣味になるか永遠にテレビやショート動画を「消費」し続けることになるでしょう。
(ただし、気分転換で「故意に」色々挑戦してみるのは良いです。あくまで自ら。)

③やりこみやすい
メリット②と逆の話になりますが、長く続けられればそれだけやりこむことができます。ちょっと卵が先かにわとりが先かの話になってしまいましたね笑。

音楽は長く続けやすい

音楽が長く続けられる理由は大きく3つあります。

①老い(肉体面)に影響されづらい
これはよく聞きますし、容易に想像できるところではないでしょうか。
肉体はよくスポーツと比較され、老いが体力面などにダイレクトに影響して、またケガのリスクはかなりクリティカルな問題です。運動量の低いゲートボール人口が異様に高い所以です。(たまに公園の鉄棒で運動している、黒焦げの元気なおじいさんがいますがあれは例外です笑)

②老い(認知・知能)に影響されづらい
私は「認知・知能」の老いの面でも長く続けられるところだと考えています。
認知・知能は、ボードゲームなどと比較されるでしょうか。確かに、ボードゲームなどで頭を使うものは、ボケ防止になり良さそうです。ただメリット②でもあったように、飽きる可能性が高く、他の新しいボードゲームをやろうとしてもそれを理解するのは年を取るとなかなか難しいでしょう。あれもこれもやってみたいと感じるのは、若さの証拠です。私の祖父は、DS(世代を感じる笑)の同じパズルゲームを何年もやっていました。
楽器、音楽であれば、その点多少ボケても物を持つ程度の運動力があれば問題ないです。楽器自体はシンプルな作りなので実はやっていることは複雑ではないです。もちろんそれを体で体現するのは難しいので、それなりの年数をかけて体に刷り込んでおくことは必要です。
曲に関しては、よく弾く曲であれば忘れることはほとんどないです。新しい曲の場合は、数多ある曲から簡単なものを選べば新しい曲にもチャレンジは可能です。

③やりこみ要素がたかい
こちらはメリット②ともつながっていますね。やりこみ要素が高いほど長くやっていても飽きがこないので続けられます。「あれもこれもやりたい」という好奇心は素晴らしいことだと思いますが、「あれもこれも続かない」は避けるべきです。無下に時間・生活を送るということにつながってしまいます。

メリット編は以上!

いかがでしたでしょうか。
大人の趣味という視点で、3つのメリットをあげて音楽の良さを言及してみました。

音楽という具体的な観点から、抽象化した大人の趣味の3要素は以下3点でした。

  1. 人と関わる媒体としての要素
  2. やりこめる要素
  3. 長く続けられる要素

再度まとめてみると個人的にも色々ツッコミポイント(自己矛盾)はありますね。
例えば「大人から始める趣味」とした場合②は参入障壁が高そうですし、
「疲れた大人の趣味」とした場合、ただでさえ人と関わることの多い社会人だと、①は趣味には要らないという見方もできそうです。
ただ私としては、異なるコミュニティ(大小は関係なく)を持つことは、社会を生きるうえでのリスクヘッジになると思うので、あった方がいいとは思ってます。(メリット①②で解説しています。)

こんな感じにまた深ぼっていけたらと思います。一旦寝かして熟成させておきますね。(寝かしておくとまた未来の異なる視点を得た自分が深ぼってくれるので面白くなりますよね。)

また、3つにメリットを分けて書いてみてから気づいたのですが、各々のメリットが絡み合っている状態にあります。
それぞれ独立して享受することももちろん可能です。そのため人との関わりが苦手な方は、やりこんで様々な音楽に触れていただくのが良い思います。
ただ各々のメリットが歯車のようにかみ合うことで、あるメリット単体では得られない高い効用が期待できます。一つだけでなく多角的に良いところをどんどん取り入れていってください。

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ABOUT ME
げんげん
音楽(主にクラシック)に関連させて趣味~仕事関連まで大人の生活に関わることを発信しています。 4歳からピアノを、10歳からヴァイオリンをはじめました。 大学時代はオーケストラに所属していました。 現在はサラリーマンをしながら、主にアマチュアオーケストラでヴァイオリンを続けています。 趣味はバスケットボール。中小企業診断士の取得に向け勉強中。